いやあ休日潰した甲斐がありました。
西原動物病院(https://sites.google.com/site/niahhp/)副院長の藤田淳です。東京大学、日本小動物医療センターなどでも手術に参加、執刀しています。手術を通して、体の仕組みを考えることがあります。専門的な用語も含みますが、「身体」や「病気」について、関心を深めていただけたら幸いです。ご質問、ご意見は直接藤田淳もしくは病院まで直接お願いします(ブログのコメントへは返信できないことがあります)。 *手術中の写真などを含みますので、特に医療関係者ではない方は、気分を害される場合があります。ご了解いただける方のみ閲覧下さい。
2014/06/26
2014/06/15
鼻腔内異物
ダックス
散歩中に飼い主さんが、彼の鼻頭に付いている草?に気づいた。
吸い込んだら大変だと思った瞬間だったらしい。消えてなくなった・・・
これが間欠的なくしゃみと鼻血の始まりだった。
耳鏡で覗いても見える範囲には何もない・・・
もう出てしまったことを飼い主さんと祈りながら消炎剤と抗生剤で経過観察。一旦落ち着いたので、鼻の中には入っていなかったんだろうと、一同ほっと一息。
しばらくして電話があった。まさかと思ったが、なんと出てきたそうだ。
その日たまたま家に転がり込んできた亀さんを興味津々嗅ぎまわっていたらしい。そしたら突然、発作のようにクシャミを始め、鼻血とともにこんなものがでてきたという。
場合によっては内視鏡だね、と話していたのに、なんと通りすがりの亀さんに助けられてしまった。
良い縁があったのでしょう。
なんの草なのか、先日も別の子で、包皮を貫通して出てきた・・・
散歩は気をつけよう。
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